近くにいる人とは毎日のように顔を合わせる。
でも、引っ越したきり何年も会えていない友人とは、年賀状でしか繋がっていない。
気にしてはいるけれど、連絡のタイミングを逃したまま時間だけが過ぎる。
そんな関係を、月に1度の電話で生き返らせている人がいる。
仕組みを作っておくと、関係は自然と維持されるようになる、という話だった。
「いつでも会える」という思い込みが、関係を錆びさせる
物理的に近い相手は、いつでも連絡できる、という安心感がある。
逆に遠くなった人とは、「特別な用事がないと連絡しづらい」と感じやすい。
ところが用事は永遠に作られないので、連絡しないまま月日が積もる。
「何かあったときに頼れる関係」が、そうではなくなっていく。
人間関係は、頻度ではなく接点の有無で生きる。
たとえ短くても、定期的に声を交わしていれば関係は錆びにくい。
逆に、いつでも会えるはずの人と数か月言葉を交わさないと、距離は静かに開く。

